荒川区立第二瑞光小学校での、エコクラフトパック(環境教育教材)の実施レポートを公開します。
今回は、環境教育DESIGN WORKSHOP!で大学生が考えてくれた案を採用し、小学4年生42名に“オリジナルのネームプレート”を作ってもらいました。使用する素材についての説明、ごみクイズや3Rについての振り返り、工作から発表・展示と、工作を楽しみながら環境について考えてもらいました。
荒川区立第二瑞光小学校に通う小学4年生42名が、社会と図工の授業中にエコクラフトパックを使って環境問題について学んでくれました。
担任の先生、図工の先生から、今回の授業の趣旨を説明してもらいました。
素材を見た子どもたちからは、「え~!ごみだったの?!キレイなのにもったいない!」などの声が上がりました。
先生からは、「素材を無駄にしないよう、ボンドで貼ったり切ったりする前に、一度置いてみていくつかデザインを試してみましょう!」とお話がありました。
まだ使えるものと、もう使えないものをみんなでしっかり分別し、片づけました。
まだ使えるものは、今後の授業で使用してくれるそうです。
各チームの良かった作品を図工の先生が選び、本人に発表してもらいました。
完成品がみんなで見られるよう、廊下に一時展示しました。
生徒からの感想
【自由に授業の感想を書いてください。】
■こんなにつかえるゴミがあったなんてびっくりしました。これからはもっとゴミをへらしたいです。
■ぼくたちがすてるゴミでもこんなに楽しくてさく品が作れたので、これからはなるべくゴミをへらしたいです。
■いつもゴミにならない物も使っていたからゴミになる物を使えば環境にもいいし、リサイクルも出来るし、すてきな作品もできる。これからの生活にもいかしたい。
■すてるはずのもので作品をつくれたからすてるなんてもったいないと思った。リサイクルはだいじだと思った。
■楽しかった。もっといろんなものがつくりたいです。あまりしないじゅぎょうだったから楽しかった。
■ごみからとってもきれいな作品ができて、おどろいた。ごみがもったいないと思った。
先生からの感想
【eduCycleエコクラフトパックで授業をした際の生徒の反応はいかがでしたか。】
■集中して取り組む姿が見え、よかったです。片付けの時、「これはまだ使える」という見分けができたことも成果だと思いました。
■楽しそうでした。短い時間でしたが、見本を作ってみせることで作業の取りかかりも早くできました。
■とても楽しそうでした。材料選びも興味深く、自分たちで考えながらできました。
【eduCycleエコクラフトパックをなぜ導入しようと思われましたか。】
■4年生の社会科(ゴミ関連)と図工をからめ意欲的な活動ができると思った。