脱炭素トリアージせよ
脱炭素トリアージせよ 資源貧困国の企業が攻略すべき静脈事情
2022年、世界情勢の急激な変化により、身の回りの生活にも大きく影響を及ぼし始めてきた。ガソリンや食料品、飲料・油、プラスチック容器など数々の価格高騰。国外の資源に依存せざるを得ない日本は、「資源貧困国」という現実をまざまざと突きつけられた。あらゆる資源を確保して、国内循環させる「日本版サーキュラーエコノミー」を基本戦略に、トリアージシートを用いた自社分析と静脈産業の現状解剖から、企業による脱炭素へ課題と解決策のヒントを考察する。
目次
第1章 はじめに
第2章 持続可能な社会の実現に向けた循環経済形成への歩み
第3章 日本の静脈産業の概況
第4章 日本の静脈産業をめぐる外部環境
第5章 世界の静脈産業の動向
第6章 主要な廃棄物品目別・産業別動向
第7章 高まる脱炭素ニーズと現状との乖離
第8章 経営資源のパラダイムシフトと生き残りのための資源戦略
第9章 付録
第10章 文献目録
2022年度版で追加された主な項目