お待たせいたしました!
「eduCycle × HKBU ワークショップレポート」第二弾をお届けします。
今回の記事では、香港バプティスト大学(以下HKBU)の学生たちがeduCycleのワークショップで考えてくれたアイデアをお届けします。
(ワークショップ第一弾についてはこちら)
さすが、サステナビリティ感度が高いHKBUの学生たちとあって、非常に内容の濃いプレゼンテーションとなりました。
学生のみなさんは、英語で堂々と発表をしてくれました。
まずは、グループ1の発表です。
序盤からエコパックの素材を手に取り、活発なディスカッションをしていた4人は、
イラストを交えたとてもわかりやすいプレゼンテーションをしてくれました。
eduCycleのエコクラフトパックを活用したビジネス案を考え、イベントの参加者だけでなく、
協賛企業、協賛企業の社員、eduCycleのすべてのステークホルダーに利益があるようなプランを考えてくれました。
広い視点からビジネスを俯瞰的にとらえた、とても良いプレゼンテーションでした。
続いてグループ2は、素材をじっくりと観察しながら、とても論理的に、議論を重ねていました。
4人が考えてくれたアイデアは、ごみとしての排出が非常に多い「紙」に着目したものでした。
一般の人にも興味を持ってもらえるように、本の栞やサンクスギビングのカードを作るという、
イベント主催者も温かい気持ちにしてくれる、素晴らしい提案でした。
グループ3は、このワークショップのために、事前に少しアイデアを練ってきてくれていました。
中国が発祥のおもちゃであるダルマ(起き上がりこぼし)を取り入れたアイデアでした。
彼女たちは、とても丁寧に「アップサイクル・ダルマ」の製造プロセスを説明してくれました。
また、香港で実際に電力供給会社が発行しているサステナビリティ認証のアイデアを元に、
認証によって社会的な価値を保証することを提案に取り入れたとても具体的なビジネスプランでした。
そして最後のグループ4は、とても楽しそうに議論しているのが印象的でした。
少し議論に行き詰ったようでしたが、最後には素晴らしいプレゼンテーションを行ってくれました。
このグループが着目したのは、地域コミュニティでした。
企業、地元の人、eduCycleをつなげながら、環境問題やアップサイクルについて考える機会をつくるという素晴らしいアイデアです。
以上、HKBUの学生たちがそれぞれ、素晴らしいビジネス案を考えてくれました。
香港ならではの視点を交えながら、様々なアイデアを考えてくれて、充実した時間になりました。
今回のワークショップで、香港の学生たちにeduCycleの仕組みについて理解してもらい、
サステナブルな社会の構築を目指していってもらえることを願っています。
eduCycleでは、今後も学生や企業とのコラボレーションを積極的に行い、
”CREATING NEW VALUE FOR WASTE”=「ごみから価値を生みだす」 ことを伝えていきます。
(ライター: Risa Wakana)