EVインフラの実情 | 環境問題解決企業、サティスファクトリー
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環境 2022.01.17

EVインフラの実情

モビリティ産業は100年に1度の大変革の時代を迎えたと言われています。

「電動化」「自動化」「コネクティッド」「シェアリン グ」などの技術革新は急速に進み、

持続可能な脱炭素社会を目指し世界的にEVシフトの政策が開始されました。

 

しかし、まだ街を見渡してもEVが増加している雰囲気がありません。

それも当然、国内での普及率はまだ1%未満です。

以前、出張でEVをレンタルした際に充電スタンド探しと充電待ちで

予定が大幅に変更された苦い思い出があります。

EVはとても魅力的ですが、一方で充電に不安を感じています。

 

筆者は、「EVは移動するスマホ」と考えています。

たとえば、スマホの充電が切れたらモバイルバッテリーやシェアバッテリーがあるように、

同じ安心感を作ることでEV普及、さらに脱炭素社会実現に繋がると考えています。

EVインフラの課題や展望について、本レポートをご参考いただければ幸いです。

ぜひご覧ください。

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1.脱炭素に向けた「EVシフト」需要に追い付かぬインフラ整備

 <充電インフラ利用の課題>

  • EVの充電インフラのうち74%がで充電に4~7時間必要な普通充電で、急速充電スタンドが不足
  • 充電スタンドの単独収益で経済性確保が困難である為、集客目的で設置
  • EV急速普及の中国では、充電渋滞や助成金目当ての僻地への設置という新たな問題も

 →利用者の利便性をどう解決するかが課題

 

2.充電の課題を克服する新サービス

 <バッテリー交換サービスのビジネスモデルが実用化>

  • 中国政府は充電スタンドに加え、バッテリー交換方式の新サービスも推進
  • 交換方式は、所要時間が5分以内で完了し、EV利用者の不満を解消する
  • 中国の交換方式主要3社は、交換ステーションを2025年までに増加させる計画
  • EVメーカーによりバッテリーや車体の形状が違い、互換性が低い

 →企業単位では解決しづらい

 

3.オープンイノベーションによる市場創造

 <なぜ規格の統一化が進まないのか>

  • 電池の素材や生産ラインの違い、メーカーの独自技術から規格の統一は容易ではない
  • バッテリーの統一規格は、量産によってコストダウンとなり、EV需要を増加させる
  • 脱炭素の実現には、業界全体でオープンイノベーションによる技術革新を進める事が重要である

 →脱炭素を目標とした技術革新が要求される

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この記事を書いたアナリスト

サティスファクトリー編集部

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