当社では、2018年7月より社会課題に関連する映画を社内で上映しています。
チームに分かれ自分達で作品を選び、上映後はディスカッションを行います。
「映画でSDGsを考える」では、映画の情報やSDGsとの関連について、
サティスファクトリー社員の目線でお伝えしていきます。
2021年3月16日に行った上映会では、
「ビューティフル アイランズ 」を社員で鑑賞し、感想共有を行いました。
●映画情報
「ビューティフル アイランズ 」
2009年制作/106分/日本
●映画あらすじ
南太平洋のツバル、イタリアのベニス、アラスカのシシマレフ島のそれぞれの島で暮らす人々を映したドキュメンタリー。
気候変動により生じた海面上昇や洪水は、3つの島にどんな影響を及ぼしているのか。
島民のライフスタイルと気候変動の深い繋がりについて考えさせられる作品です。
●SDGsカテゴリー
● この作品を選んだ理由
今回は「日本から遠く離れた地域について知りたい」という事をポイントとして上映作品の選定に当たりました。特に私たち日本人の日常生活とは違う環境を描く映画であり、遠い異国で問題となっている海面上昇の現状を知るきっかけになることから、「ビューティフルアイランズ」の上映決定に至りました。
● 映画に対する社員の声
「私たちの生活スタイルを見直さなければならないと感じた。」
「気候変動や温暖化は、私たち個人にとって実感し難いと思うが、それでも日常的にできる温暖化防止対策を地道に実践し続けたい。」
「島が沈没しないと信じる島民や、生活を守る為に移住を決断した島民は、同じ危機感でも異なる行動をしており、自分も当事者ならどう考えるか想像したい。」
● 映画を通じて考えたSDGs
・文化が違えども地球温暖化に対する警戒は同じ
・気候変動は命を脅かす
・死活問題として考える地球温暖化
● 印象的なセリフ
「家族が一緒ならハッピー」
「ツバルが一番はじめに沈む国なんて信じないよ。ここは私の故郷だから」
「銃があれば生きていける」
気候変動は世界中の島や海沿いの地域では死活問題となっていることが改めて判りました。本作品を通じて、気候変動の弊害を知った私達はどんな対策や行動ができるでしょうか。ディスカッションの中で、「リサイクルを目的として、肉や魚の容器トレーを洗ったり、食べ終わった油をふき取る等の地道な対策を続けることも大事ではないか」という意見が出ました。
大規模な気候変動問題を自分事として落とし込むことは難しいかもしれませんが、日々のルーティンに組み込むと世界の出来事ではなく、自分事として行動ができるかもしれませんね。
次回は4月に「グリーン・ライ~エコの嘘~」上映会を開催する予定です。
どんな学びが得られたか、またこちらのトピックスでご紹介していきます。
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