2022年6月30日、環境省は感染性廃棄物処理マニュアルの改定版を公表しました。

今回の改定は、新型コロナウィルス蔓延を受けてのものです。陽性者の多くは軽症で、在宅又はホテル療養となっている状態において、マスク、チリ紙、おむつなどをどう扱うか、混乱が生じました。

そこで、感染性廃棄物処理マニュアルを改定すると同時に、廃棄物に関する新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインも一部改正しています。新型コロナウイルス感染症ガイドラインは、家庭及び事業所、医療関係機関等、宿泊療養施設、ワクチン接種会場などに分けて対応を示しているため、こちらの方が分かりやすいように思います。

https://www.env.go.jp/content/000044789.pdf

https://www.env.go.jp/content/900532873.pdf

＜本コラムの執筆者＞
佐藤泉法律事務所　弁護士　佐藤　泉

環境関連法を主な専門としております。特に、企業の廃棄物処理法、土壌汚染対策法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法等に関連したコンプライアンス体制の構築、紛争の予防及び解決、契約書作成の支援を行っています。

役職・委員等（任期中）

•  一般社団法人日本鉄リサイクル工業会理事（非常勤）　2002年6月～現在
• 第一東京弁護士会　環境保全委員会委員　1998年6月～現在
• 環境省　大臣官房環境経済課　エコアクション２１運営検討委員会委員
• 日本ＣＳＲ普及協会　副会長

http://satoizumilaw.com/

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