温室効果ガスを削減するためには、製品のライフサイクル全体での排出量を削減する必要があります、
欧州及び米国では、製品単位の排出量(CFP・カーボンフットプリント)を明確にすることを求める動きが高まっています。しかしその算定方法は不明確な部分が多く、企業としての取組みを阻害するとともに、競争力の低下が懸念されています。
そこで、経済産業省は、2023年3月を目途とし、CFPレポート及びCFPガイドラインを作成し、日本企業の取組みを促進する検討会を開催しています。製品設計の根幹が変わろうとしています。
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/carbon_footprint/pdf/001_04_00.pdf
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/carbon_footprint/pdf/001_05_00.pdf
<本コラムの執筆者>
佐藤泉法律事務所 弁護士 佐藤 泉
環境関連法を主な専門としております。特に、企業の廃棄物処理法、土壌汚染対策法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法等に関連したコンプライアンス体制の構築、紛争の予防及び解決、契約書作成の支援を行っています。
役職・委員等(任期中)
本コラムは、上記Webサイトから執筆者の了解を得て転載しております。
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