当社では、2018年7月より社会課題に関連する映画を社内で上映しています。
チームに分かれ自分達で作品を選び、上映後はディスカッションを行います。 「映画でSDGsを考える」では、映画の情報やSDGsとの関連について、 サティスファクトリー社員の目線でお伝えしていきます。
2023年2月9日に行った上映会では、
「台北カフェ・ストーリー」を社員で鑑賞し、感想共有を行いました。
●映画情報
「第36個故事-台北カフェ・ストーリー-」2010年制作/81分/台湾
●映画あらすじ
「お金で買えるのはコーヒーだけ、お店にある物はモノやサービスで交換」
台湾に実在するカフェを舞台にしたドキュメンタリー映画です。カフェをオープンした姉妹2人が、お客を呼び込むきっかけにカフェで物々交換を始めることになりました。とあるお客が石鹸とそれにまつわる物語を持ち込んだ事をきっかけに、姉妹の価値観が徐々に変わっていく物語です。
●SDGsカテゴリー
● この作品を選んだ理由
今回は芸術や音楽、癒し、明るい気持ちになる作品が候補に上がりました。
「台北カフェストーリー」はそれらを兼ね備えており、物語を通して物や価値を大切にする物物交換を楽しく学べるところから決定に至りました。
● 映画に対する社員の声
・ 機械で作っている物はみんな同じで個性がないと思っていたが、どのように手に入れ、誰が使うのかによって意味が人によって違う事があると気づいた。
・物と物ではなく、物とサービスでも交換が成立しており斬新で面白いと感じ、自分の中にはない発想だった。
・お金での繋がりではなく、人との繋がりに価値があると考えさせられた。
● 印象的なセリフ
「 物の価値は人の心が決める」
「交換する事で物語が聞ける。今度は自分の物語が欲しくなった。」
「あなたにとって一番大切なものは?」
2チームに分かれてディスカッションを行い、キャッチコピーを考えました。
「あなたの大切なものは、何かと交換できますか?」
「自分の大切なものは人から聞かれないと気づかない事がある」とグループの皆が気づきました。映画を観ていない人にも問いかけたい思いが込められています。
「未来を切り開く物々交換」
「人はそれぞれものの見方や価値観を持つ事が大切」とメンバーの全員が共感していました。「物々交換で多種多様な人の価値観に触れ、自分の中で新しい自分を創り上げる事が出来る」と考え、このキャッチコピーに決定しました。
皆さんはどう感じるでしょうか。ぜひ一度本作品をご覧ください。
次回は3月16日に「ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~」の上映会を開催する予定です。
どんな学びが得られたか、またこちらのトピックスでご紹介していきます。
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