当社では、2018年7月より社会課題に関連する映画を社内で上映しています。
チームに分かれ自分達で作品を選び、上映後はディスカッションを行います。 「映画でSDGsを考える」では、映画の情報やSDGsとの関連について、 サティスファクトリー社員の目線でお伝えしていきます。
2023年3月16日に行った上映会では、
「ジェンダー・マリアージュ」を社員で鑑賞し、感想共有を行いました。
●映画情報
「The Case Against 8」2013年制作/112分/アメリカ
●映画あらすじ
アメリカ最大の人口を誇るカリフォルニア州で一度は認められた同性婚が禁止されてしまった。人権侵害であるとして提訴した2組のカップルと彼らを支えた弁護士たちを5年間にわたって追い続けた、感動のドキュメンタリー映画です。
●SDGsカテゴリー
● この作品を選んだ理由
今回のグループでは、人権・環境・幸せの3分野に関心が集まりました。選考の決め手は、岸田首相の「LGBT法案」成立に動き出したニュースがあり、タイムリーなテーマであることから決定に至りました。
● 映画に対する社員の声
・ジェンダー問題に関わることが無かった人に見てほしい作品!
・全体を通して、人間の多様性や自分と異なる存在を知る必要性を感じた。
・自分と違う考え方があるのは当たり前で、考えを伝える勇気と認め合う事が大切だと思う。
・ジェンダー問題などの社会問題について自分は関係ないからと目をそむけるのではなく、一市民として考える必要があると考えた。
・同性愛者の事を分からないからという理由で排除することが、差別を助長してしまうと考える。
● 印象的なセリフ
「一度与えられた権利は奪えない」
「本来の自分を知らないより、差別を受ける方がマシ」
「同性婚は結婚の目的を変える」
「自分たちの子どもや孫には誰を愛してもかまわない社会に生きてほしい」
「目の前の信念が壁になって他者が見えなくなる事がある」
2チームに分かれてディスカッションを行い、キャッチコピーを考えました。
「お互いにその人らしさを知る」
最初は当事者意識を持つことが重要だという意見が出ました。しかし、本当に悩みを分かり合えるのかと想像したところ、まずは「お互いを知り、違いを理解する」姿勢が大切だとメンバー全員が共感していました。皆違うことは当たり前であり、その人らしさを認め合う事も大切だと考えた結果、このキャッチコピーに決定しました。
「ジェンダーから考える共存 ―固定概念を打破ー」
ジェンダーをテーマにした映画だが、ジェンダー以外の宗教やものの見方の違いについても考えるきっかけになると話し合いました。他者の視点や見方を知ることで、無意識な思い込みや考え方を変えるきっかけとし、様々な差別を無くすことが出来るのではないかと考え決定しました。
皆さんはどう感じるでしょうか。ぜひ一度本作品をご覧ください。
次回は4月13日に「ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で―」の上映会を開催する予定です。
どんな学びが得られたか、またこちらのトピックスでご紹介していきます。
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