当社では、2018年7月より社会課題に関連する映画を社内で上映しています。
チームに分かれ自分達で作品を選び、上映後はディスカッションを行います。 「映画でSDGsを考える」では、映画の情報やSDGsとの関連について、 サティスファクトリー社員の目線でお伝えしていきます。
2023年6月15日に行った上映会では、
「ザ・ニュー・ブリード」を社員で鑑賞し、感想共有を行いました。
●映画情報
「 The New Breed」2020年制作/ 80分/アメリカ
●映画あらすじ
この映画では、1981年~1996年頃に生まれたミレニアル世代の社会起業家が登場する。SNSやITが身近にあり、ジェンダー問題や環境問題等の幅広い分野に高い関心を持つ世代だ。彼らがどのような思いを持ち、事業を立ち上げたのかを描いている。
●SDGsカテゴリー
● この作品を選んだ理由
映画予告を観た際に、下記のような意見がありました。
「ワクワクする」
「若い世代の起業をテーマとしていることに興味を持った」
「ただ社会貢献するだけでなく利益を得る事は、社会に定着していく上で必要なことなので観て学びたい」
選定者以外のメンバーからも観たいという声が一番多く集まり、選定に至りました。
● 映画に対する社員の声
・寄付は応急処置であり、社会貢献と経済を持続させることは難しいと考えさせられた。
・これからの未来の為に何が出来るのかを考え、学ぶことの重要さを感じた。
・SDGsに沿う行動をしようとしても、利益が一番と考える企業や人々も中にはおり、コスト面がネックになるケースが多い。まだまだSDGsやサスティナビリティの理念が浸透していないと感じた。
● 印象的なセリフ
「消費者に変わってもらうことが一番の対策」
「社会起業家は今のビジネスの新しい形。ガンディーとフォードの思想の融合だ」
「変化をある人は好み、ある人は嫌う」
2チームに分かれてディスカッションを行い、キャッチコピーを考えました。
「変化-ミレニアル世代が社会を変える-」
あるメンバーが「社会起業家は社会の変化に気づき自分自身が変化した人達」だと考え、メンバー全員がその通りだなと納得していました。過去に正義とされていた大量生産や大量消費について、何かおかしいとミレニアル世代が気づきはじめました。その気づきから行動を変化させた起業家たちの姿が強く印象に残り、このキャッチコピーに決定しました。
「社会起業家は、将来の選択肢を自身で生み出す」
社会起業家は寄付などの慈善に頼らず自走している人々であるという意見が出ました。
例えば、海へ捨てられていた漁網をスケートボード等へリサイクルする活動家は、漁師から漁網を購入しており、廃棄されていたものを収入源の一つに変えています。このように、社会起業家たちが選択肢を増やす働きを担っていることに注目し、このキャッチコピーに決定しました。
キャッチコピーが気になった皆さんはぜひ一度本作品をご覧ください。
次回は7月13日に「草間彌生∞INFINITY」の上映会を開催します。
どんな学びが得られたか、またこちらのトピックスでご紹介していきます。
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