当社では、2018年7月より社会課題に関連する映画を社内で上映しています。
チームに分かれ自分達で作品を選び、上映後はディスカッションを行います。 「映画でSDGsを考える」では、映画の情報やSDGsとの関連について、 サティスファクトリー社員の目線でお伝えしていきます。
2023年7月13日に行った上映会では、
「草間彌生∞INFINITY」を社員で鑑賞し、感想共有を行いました。
●映画情報
「 Kusama: Infinity」2018年制作/ 77分/アメリカ
●映画あらすじ
1950年代に無名で単身、渡米し人種差別や性差別などの苦難に見舞われながら1970年代初頭までアメリカで創作活動を行った。彼女の作品がどのようにアメリカのアーティストへ影響を与え、評価されていったのか。激動の人生を追うドキュメンタリー。
●SDGsカテゴリー
● この作品を選んだ理由
幸せ、人権問題、日本の持続可能な暮らし等の作品候補が上がりました。
予告視聴後、女性を中心にした社会課題の映画がこれまであまり選ばれなかったという意見が上がり、草間彌生さんを題材にした本作品の上映が決定しました。
● 映画に対する社員の声
・固定化された芸術概念はないと感じた。
・女性かつアジア人で1950~60年代のアメリカで活躍していた「原動力は何か?」更に知りたくなった。
・ハプニングが起きながらも、自己を無限に開放している生命力が強いと感じた。
● 印象的なセリフ
「トラウマを創作に昇華する」
「明日の1日を私は生きて乗り越えていけるだろうか」
「絵を描いて、絵が高く売れたとしても本人はさみしかった」
2チームに分かれてディスカッションを行い、キャッチコピーを考えました。
「超越したジェンダー」
メンバー全員が感じた事は、草間彌生さんが「ジェンダーレス」という事です。1950年代のアメリカに存在したジェンダーの壁を自分の力で突破した人だと考え、このキャッチコピーにしました。
「歴史を塗り替えたキュートでラブリーな女、彌生」
メンバーのほとんどが、草間彌生さんの「歴史を塗り替えてやる」という強い原動力と、創作活動中に見える永遠の18歳と思えるような可愛らしさに感動していました。多くの観客にKUSAMAと呼ばれていますが、この作品では「彌生」と呼んだ方が、より草間彌生さんらしい、という意味が込められています。
キャッチコピーが気になった皆さんはぜひ一度本作品をご覧ください。
次回は9月に「戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン」の上映会を開催します。
どんな学びが得られたか、またこちらのトピックスでご紹介していきます。
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