当社では、2018年7月より社会課題に関連する映画を社内で上映しています。
チームに分かれ自分達で作品を選び、上映後はディスカッションを行います。 「映画でSDGsを考える」では、映画の情報やSDGsとの関連について、 サティスファクトリー社員の目線でお伝えしていきます。
2023年9月14日に行った上映会では、
「戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン」を社員で鑑賞し、感想共有を行いました。
●映画情報
「 Wine and War」2020年制作/ 95分/アメリカ
●映画あらすじ
中東に位置するレバノンは世界最古のワイン産地の一つです。本作では、11のワイナリーのワインメーカーたちが、内戦の中でもワイン造りを続けてきた経験を語っています。彼らはなぜワインを造り続けるのでしょうか?
●SDGsカテゴリー
● この作品を選んだ理由
様々な候補作品が挙がる中、この映画の予告を観た際に、下記のような意見がありました。
「明るい話題の映画に興味がある」
「レバノンワインが飲みたくなった!」
「レバノンという離れた場所の作品が気になる」
選定者以外のメンバーからも観たいと、一番多く票が集まり選定に至りました。
● 映画に対する社員の声
・戦中での未来のために命がけでワインを造るワインメーカーの強い魂を感じた。
・半日かけてワインを飲みたくなった!
・戦争があったから、ワイン造りに熱が入ったと思う。
● 印象的なセリフ
「勝手に判断せず事の成り行きを見守れ」
「素晴らしいものには命がある。人との関わり合いを知りたければ味わい、感じることを大事にしろ」
「社会の多様性はこの国の強みだ」
2チームに分かれてディスカッションを行い、キャッチコピーを考えました。
「情熱を持って一瞬一瞬、大切に味わう」
作中のワイン生産者や街の人々の精神力が強く、ワインに対しても強い熱量がある点に注目しました。ある生産者が「ワインと同じく人生もゆっくり味わうべき」と発言しており、内戦中であれどんな時も人生を味わっている彼らが印象に残り、このキャッチコピーに決定しました。ワインの楽しみと奥深さをこの作品を通じ、感じてみてはいかがでしょうか。
「人生を楽しむ為にこの映画を見よう」
「半日かけてワインを飲もう!」というシーンで登場したワインメーカーは、コルクを開けフレッシュな味から徐々に変化する香りや味わいをゆっくり楽しむのが、ワインの醍醐味だと話していました。内戦の辛く苦しい面もありつつ、人生を楽しむためのワインを造り続ける彼らの姿をみて、みなさんはどう感じるでしょうか。
キャッチコピーが気になった皆さんはぜひ一度本作品をご覧ください。
次回より第5期の上映会を開催します。
どんな学びが得られたか、またこちらのトピックスでご紹介していきます。
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