輸送部門の気候変動対策として期待されている「SAF」。
昨今、企業による取り組みは増えています。
このページでは、そんな「SAF」に関わる豆知識をお届けします。
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☑ SAFとは
「持続可能な航空燃料」(Sustainable Aviation Fuel)の略称で、2016年にノルウェーで供給を開始
☑ 原料
廃食油、サトウキビ、廃プラスチック、都市ごみなど多様で、現在最も多く使われるのは廃食油とされる
☑ 特長
① CO2排出を削減
・ 原油から精製される従来のジェット燃料と比較して、約60~80%のCO2削減効果がある
・ 原料の生産から燃焼までのサイクルの中でCO2排出量を大幅に削減できる
② 従来の燃料と同じように使用できる
・ 燃料の種類を変えるだけで使用開始でき、エンジンや機体を新しく開発する必要はない
・ すでに運用している航空機の燃料タンクをそのまま使うことが可能
・ 自動車のように航空機を電気で動かすとしたら、バッテリーはジェット燃料の100倍近くの重さに…
③ 安定したエネルギー源に
・ 国内にあるものを原料とするため、国内生産できる
・ 石油のように特定の地域から生産されるものではないため、国外の影響を受けずに製造できる
☑ 課題
・ SAFの普及に向けて、原料の回収が十分ではないことが課題のひとつ
・ たとえば廃食油は市場で奪い合いになっていると言われている
・ 2022年の世界におけるSAF供給量は、ジェット燃料供給量のわずか0.1%
・ 安定的に供給できる国産化を進められるような原料調達が求められる
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以上「SAF」についてちょこっと紹介しました。
サティスファクトリーでは、事業所の廃棄物をSAFにリサイクルする支援を行っています。
「SAFへのリサイクルを導入したい」「自社のごみは対象か知りたい」など、お気軽にご相談ください。
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