食品リサイクル法では、従来マテリアルリサイクルを重視していました。しかし、脱炭素社会への移行を考慮し、エネルギー利用の推進も重視されることになります。
今回の主な改正ポイントは以下のとおりです。
① 肥料・飼料などの登録再生利用事業者制度の登録要件緩和、② エネルギー利用推進を基本方針に追加、③焼却・埋立ての削減目標の設定、④食品関係事業者以外の食品廃棄物削減推進。なお、食品ロス削減については、食品リサイクル法とは別の法律(食品ロスの削減の推進に関する法律)が制定されています。
https://www.env.go.jp/press/press_02805.html
<本コラムの執筆者>
佐藤泉法律事務所 弁護士 佐藤 泉
環境関連法を主な専門としております。特に、企業の廃棄物処理法、土壌汚染対策法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法等に関連したコンプライアンス体制の構築、紛争の予防及び解決、契約書作成の支援を行っています。
役職・委員等(任期中)
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