2024年2月、CCS事業法案(二酸化炭素の貯留事業に関する法律案)が閣議決定されました。今国会において成立予定です。
脱炭素の目標は、省エネ・再エネだけでは達成できません。そこで、排出する温暖化ガスを地下の空間等に貯留するシステムが検討されています、この法案では、2030年までに民間事業者が国内におけるCCS事業を開始するための事業環境を整備するため、貯留事業・試掘に係る許可制度及び貯留権・試掘権の創設、貯留事業者及び二酸化炭素の導管輸送事業に関する事業規制・保安規制を整備するものとされています。地震の多い日本で適地があるのか不安です。
https://www.meti.go.jp/press/2023/02/20240213002/20240213002.html
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<本コラムの執筆者>
佐藤泉法律事務所 弁護士 佐藤 泉
環境関連法を主な専門としております。特に、企業の廃棄物処理法、土壌汚染対策法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法等に関連したコンプライアンス体制の構築、紛争の予防及び解決、契約書作成の支援を行っています。
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