日本における廃棄物の適正処理を目的とした法律「廃棄物処理法」。
聞いたことのある方は多くても、説明は難しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このページではそんな「廃棄物処理法」のミニ知識をお届けします。
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☑ 廃棄物処理法とは
・ 正式名称は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」
・ 1970年12月25日に公布された
・ 廃棄物の処理、保管、運搬、処分などに関する決まりを定めている
☑ 目的
① 環境保全
廃棄物が適切に処理されないと、環境汚染を引き起こす可能性があります。
この法律では、廃棄物が適切に処理されない場合の環境への影響を防止します。
② 公共衛生の維持
廃棄物が放置されると、悪臭や害虫の発生源となり、公共の衛生を害する可能性があります。
この法律では、廃棄物の不適切な処理による健康被害を防止します。
③ 適正な廃棄物管理
廃棄物は、分別、収集、運搬、処理の流れで処理されます。
この法律では、これらの各段階における適正な管理を確立します。
☑ 廃棄物の分類
廃棄物は以下の2つに分類されます。
1. 産業廃棄物
事業活動に伴って生じる廃棄物のうち、特定の20種類のことを指します。
例えば、工場から出る廃油や金属くずなどがこれに該当します。
2. 一般廃棄物
家庭からのごみや、事業所からのごみのうち産業廃棄物に分類されないものを指します。
例えば、紙くずや生ごみなどが含まれます。
☑ 法律の遵守
廃棄物処理法は、廃棄物を適切に処理しない場合の罰則も定めています。
例えば不法投棄や不適切な廃棄物処理を行った場合、罰金や懲役刑が科されることがあります。
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以上「廃棄物処理法」についてちょこっと紹介しました。
改めて自社の廃棄物処理方法を振り返ってみてはいかがでしょうか。
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