環境省は、2023年度の「国内の廃プラスチック類の処理に関する状況調査結果」を公開しました。
近年プラスチックのリサイクルは加速していますが、実際のところどのような状況なのでしょうか?
今回はミニ知識として、この調査結果をご紹介いたします。
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☑ 調査概要
・ 実施期間: 2023年12月(2023年11月末時点の状況について回答依頼)
・ 回答者: 47都道府県/82政令市、産業廃棄物処分業 252者
☑ 不法投棄の現状
・ 10t以上の不法投棄は確認されなかった
・ 11自治体で不法投棄の監視を強化していた
・ 「監視カメラの設置台数の増加」「巡回パトロールの強化」「啓発活動」などを実施
☑ 処理量の変化
中間処理施設において、廃プラスチックの輸入禁止措置直前と比較した処理量の増減は、
減少した施設の割合よりも増加した施設の割合の方が優勢だった
☑ 処理費用の変化
中間処理業者の約7割、最終処分業者の約5割が処理費用が増加したと回答
☑ バーゼル条約附属書改正等等(令和3年1月1日施行)による影響
・ 処分業者の23%が、受け入れる廃プラスチック類の量や性状に影響があったと回答
・ 具体的には「処理相談の増加」「処理実績の増加」「汚れ・異物混 入ありの受入の増加」
「汚れ・異物の混入による受入拒否の増加」「廃プラ類が入手しにくくなってきている」
「サーマルリサイクルが増加した」など
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以上、「国内の廃プラスチック類の処理に関する状況調査結果」についてちょこっとご紹介しました。
改めて、貴社の廃プラスチックの処理を振り返り、リサイクルを検討してみてはいかがでしょうか。
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