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コラム 2024.07.30

2023年度の廃プラ処理状況 ~30秒でミニ知識~

環境省は、2023年度の「国内の廃プラスチック類の処理に関する状況調査結果」を公開しました。

近年プラスチックのリサイクルは加速していますが、実際のところどのような状況なのでしょうか?

今回はミニ知識として、この調査結果をご紹介いたします。

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☑  調査概要

   ・ 実施期間: 2023年12月(2023年11月末時点の状況について回答依頼)

   ・ 回答者: 47都道府県/82政令市、産業廃棄物処分業 252者

☑  不法投棄の現状

   ・ 10t以上の不法投棄は確認されなかった

   ・ 11自治体で不法投棄の監視を強化していた

   ・ 「監視カメラの設置台数の増加」「巡回パトロールの強化」「啓発活動」などを実施

☑  処理量の変化

   中間処理施設において、廃プラスチックの輸入禁止措置直前と比較した処理量の増減は、

   減少した施設の割合よりも増加した施設の割合の方が優勢だった

☑  処理費用の変化

   中間処理業者の約7割、最終処分業者の約5割処理費用が増加したと回答

☑  バーゼル条約附属書改正等等(令和3年1月1日施行)による影響

   ・ 処分業者の23%が、受け入れる廃プラスチック類の量や性状に影響があったと回答

   ・ 具体的には「処理相談の増加」「処理実績の増加」「汚れ・異物混 入ありの受入の増加」

     「汚れ・異物の混入による受入拒否の増加」「廃プラ類が入手しにくくなってきている」

     「サーマルリサイクルが増加した」など

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以上、「国内の廃プラスチック類の処理に関する状況調査結果」についてちょこっとご紹介しました。

改めて、貴社の廃プラスチックの処理を振り返り、リサイクルを検討してみてはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いたアナリスト

サティスファクトリー編集部

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