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コラム 2024.08.13

「食品ロス削減」を促進する補助金のご紹介 ~30秒でミニ知識~

2024年5月、東京都と公益財団法人東京都環境公社は、サーキュラーエコノミーの実現に向けて

「プラスチック資源循環」「食品ロス削減」「地域に密着したサーキュラーエコノミーの社会実装」

に関する補助事業の公募・受付を開始しました。

今回は、このうち「食品ロス削減」に関わる補助金の中身をご紹介します。

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小売ロス削減総合対策

都内で店舗を運営する食品小売事業者(中小企業/中小企業団体/個人事業主)の食品ロス対策費用を補助

 

☑  補助対象事業

補助対象事業の種類 1店舗当たりの補助上限額 補助率
1 食品ロスの発生抑制に資するシステム(需要予測、ダイナミックプライシング、フードシェアリング等)の導入支援 2,500,000円 2分の1
2 食品ロスの発生抑制に資する量り売り用機器の導入支援 1,500,000円 2分の1
3 食品のロングライフ化に資する急速冷凍機の導入支援 3,000,000円 2分の1
4 特殊包装等ロングライフ製品の販売促進に係る普及啓発支援 500,000円 2分の1
5 賞味期限前の食品のフードバンクへの寄贈に係る輸送費支援 144,000円 10分の10
6 食品廃棄物のコンポスト設備の導入支援 1,000,000円 2分の1
7 食品廃棄物のリサイクル支援 1,000,000円 2分の1
8 小売ロス削減を目的とした事業者提案に対する支援
(1)から(7)のメニュー以外のものに限る。
2,500,000円 2分の1

※事業者当たりの合計交付額の上限は1,500万円

 

 補助対象の要件

  • 交付対象となる経費が、国その他の団体から補助金等の交付を受けていないこと
  • 「賞味期限前食品の廃棄ゼロ行動宣言」に掲げた納品期限の緩和等の取組に賛同し、都のホームページ等における情報発信に協力できること
  • 都内における食品ロスの削減又は食品リサイクルの取組であること 等

 

☑  補助対象経費

   食品ロスの発生抑制に寄与する機器類の導入や賞味期限前食品のフードバンクへの寄贈経費

 

☑  申請受付期間

   2024年5月30日(木)~2025年12月31日(水)まで

 

☑  交付決定の流れ

   環境公社が書類審査等により決定

 

▶ 詳細はこちら

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以上、東京都の補助金についてちょこっとご紹介しました。

このような制度の活用も選択肢の一つとなりますね。

改めて貴社の食品ロス対策を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いたアナリスト

サティスファクトリー編集部

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